きもののお手入れの仕方や着こなしのポイントなど、知ってると得する豆知識をご紹介します。
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きもののお手入れ(永く大切に着るためのお手入れ方法です。)
<きものの手入れの際、心がけたいこと>
■手を洗ってから手入れする。
(一見キレイそうでも手は意外と汚れてます)
■着物を直接、畳や床の上に置かない。
(和紙の敷紙、清潔な風呂敷の上など)
<着る前の準備>
■着る日が決まっているのなら、2~3日前に衣紋(えもん)かけにかけておきましょう。
<脱いだ後>
■手を洗い、きものを脱ぐ。
■体温のぬくもりや汗の湿気をとる為、きもの・長襦袢を衣紋かけ又はハンガーに別々にかけ、
ひと晩風を通す。
■帯は風を通す前の温もりがあるうちに、端からたたくようにシワを伸ばす。
(かなり効果あり!)
■しみ、汚れの点検をする。
(あった場合、どうぞお申しつけください)
■シワをアイロンで伸ばす場合、きものを裏返しにして(当て布をして)、こすらず上からさっと重みをかけるようにする。刺繍・箔・絞りはかけません。
足袋(白ばかりでなく、きもの柄や刺繍も素敵です。)
髪飾り(かんざしのいろいろ。)
半衿(半衿のコーディネートを楽しみましょう。)
現在半衿といえば長襦袢につける掛け衿をいいますが、古くは上着でも襦袢でも、本衿の上にかける掛け衿のことはすべて「半衿」といっていました。
町民は黒い衿をして汚れても目立たないようにしていましたが、御殿女中はそれを禁止されていました。
半衿の柄がたくさん見えるようにゆったりと合わせたきものの着方は、明治・大正時代に流行。昭和50年代からの刺繍半衿ブームは、そのリバイバルなのです。
絞りの半衿
あたたかく見えるので秋冬に。 紬のきものによく合います。
あたたかく見えるので秋冬に。 紬のきものによく合います。
白い半衿
留袖や喪服などの礼装のときは、塩瀬羽二重の白半衿とされています。茶房も白半衿がふさわしいとされています。
留袖や喪服などの礼装のときは、塩瀬羽二重の白半衿とされています。茶房も白半衿がふさわしいとされています。
刺繍の半衿
襟元を豪華に演出します。 無地のきものに合わせるとおしゃれ。振袖や訪問着にも。白地に鶴などのものは留袖にも向きます。
襟元を豪華に演出します。 無地のきものに合わせるとおしゃれ。振袖や訪問着にも。白地に鶴などのものは留袖にも向きます。
色無地の半衿
パステルカラーのものは、小紋や紬など何にでもよく合います。 濃い色は紬に合うようです。きものと同系色にしても楽しめます。
パステルカラーのものは、小紋や紬など何にでもよく合います。 濃い色は紬に合うようです。きものと同系色にしても楽しめます。